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風水談義

 
毎月 Mon'Do に載せていた地理風水をHPにアップしていきますので、玄空學地理風水の一端を知って頂ければ幸いです。
001
今年は、本当に珍しく1月は雪が降りませんでした。私もこのような冬は初めての体験です。いくら暖冬と言っても、尋常ではありません。このような異常気象が世界的に起こっているのも、天運・地運共に「土」の象意の八運に入っている事が関係しているのではないかと、職業柄考えてしまいます。
このような時は、非常時の備蓄をしておく事が大切だと思います。
さて、今月は、山の龍が止まり、龍の霊力を噴出す「穴場」を守る為の、青龍砂と白虎砂と言う物が、真穴(本当の穴場)には、必ずあるのですが、その「砂」も綺麗な形をしていないと、逆に穴場に悪い影響を与えてしまう事があります。
しかし、今回載せた写真は、綺麗な教科書のような「砂」なので、再度、写真を正月に撮って来ました。この写真は、穴場に流れる元の山(父母山と言う)から、白虎砂と青龍砂を写した物です。
写真左に見える低い山が「青龍砂」で右に見える低い山並みが「白虎砂」となります。
この白虎砂の根元の所に、穴場がありそのエネルギーは、写真の撮っている山から流れている物で、長く流れてきた龍のエネルギーが、最後に父母山を創り、穴場から噴出しています。
その上、この場所の良い点は、青龍砂の手前が平地になっているのが、写真左下に見えると思いますが、これが、水流となり、穴場の気が急速に流れ出さないように守っている川です。
風水では、龍(山龍)・峯(綺麗な山)・向(墓や家などの向き)・水(川)が最も大切な要素となります。
その全てが、綺麗な状態でこのようにあるのは、珍しいのでご紹介致しました。
このような場所の霊力を借りる時、向を間違えると、龍が強いだけに、一時は急速に伸びますが、下がるのも急激に下がってしまうので、龍と水流と向を合わせる事が大切になってきますので、
風水師でも龍穴を見つける事が出来ないようでは、せっかくの良い場所も無駄になってしまいます。場所は、喜多方市の奥になりますが、あくまでどなたかの所有地ですから、勝手に入ってその地を荒らさないようにしましょう

002
今月は、木の山から流れてきた龍脈が綺麗に龍穴を結んでいる所をご紹介致します。
まず龍脈の「龍」は、本物と偽物があります。本物の龍脈を「真龍(しんりゅう)」と言い、
偽物の龍脈を「疑龍(ぎりゅう)」と言います。これを見分けるのも風水師の重要な仕事の一つであり、風水師の上級の仕事の一つでもあります。
この真偽が見分けられないと、とんでもない龍脈上に、墓所や、家をたててしまう事となり、
最悪の場合は家が没することに成りかねない程の重要な要素なのです。
また、真龍には綺麗な形があり、これを「格局(かっきょく)」と言います。
格局にはすべて、名前が付いており、龍脈だけで無く、案山、朝山、父母山、太祖山などや、
周りの山の形もある程度決まっております。
今回ご紹介する龍穴は「真龍」の一つで、名は、仙人形の一つである「酔翁倒地形」と言う名の格局の龍脈です。
この、「酔翁倒地形」のことを書いた古書には、この格局は、値千金にあたり、「龍穴」を正しく取るならば、平時においては、身分の高い人が出て、戦時においては英雄が出ると書いてあります。
写真を見て頂くとお解かりかと思いますが、通常に見れば、なんと言うことの無い山に見えます。
しかし、周りの山や格局と合わせ看ますと、大変貴重な龍脈となることが、中々見分けることが難しい山です。
この写真中央左よりの隆起している上から三段目に「穴場」があります。
ここに墓を建てる場合、多少風水が分かる人が山に登ると二段目に墓を造りたくなりますが、穴がありませんので、せっかくの龍脈も台無しとなってしまいます。
この場所は、必ず三段目の「穴場」に建てないと、意味を成さない場所なのです。
ですから、「点穴(穴場を見つけること)」が出来ないと、せっかくの良いこの場所を生かすことが出来なくなってしまうし、「龍穴」に霊力があるだけに、点穴を間違えると逆の象意が出てしまうことにも成りかねない、難しい場所です。
その為、今回は場所を特定することを避けさせて頂きますが、若松市全体が見渡せる場所とだけ付け加えておきます。
もし偶然にも、この場所を見つけられた方が居りましたら、穴場付近は霊力が強いので決してむやみに荒らすようなまねはしないで下さい。
ただ、この穴場の場所に30分から1時間程度、気を落ち着けて座っているだけで、大きな気を頂くことが出来ますので、山川に感謝の気持ちを持って
行なえば、その人に不足している何かを戴けると思います。蛇足ですが、気を頂くだけであれば、二段目にしておいた方が無難かと思います。

003
今回は、山都町の一ノ木をご紹介致します。
この写真の丸い山は、喜多方市から稲荷峠を越えて山都町に入り、一ノ木に向かう途中に右側に見える山です。
この山は、五行に分ければ「木」の山となります。
「木」の山の気は「発展」、「努力」、「地道」などを表し、先月号でも触れましたが、やさしい気を発している山が多いものです。
やはりこの山からも、やさしい気が流れ出ております。
一ノ木あたりは、ちょうど飯豊山の力強い気が、一休みする場所に当たります。
ですから、山の気がゆっくりと柔らかさを帯び、気を戴くには、人にとってちょうど良い気となっています。
こういう山を案山(墓や家の前の山)に取ると、高貴なところに嫁ぐ人が出ます。
これは、華蓋星(かがいせい)と言う気が働く為に、そういう人が出現するのです。
しかしこの写真の位置では、少し山が高すぎる為、もう少し高い所に、気を合わせて墓を建てたならば、華蓋の気が響き、その嫁いだ人によって家が繁栄することでしょう。
しかし、気が合っていないと、努力をしないで発展したいような人が出てくることでしょう。
こういう良い山でも、その霊力を墓や家に響かせる場合は、その山の気と合って入れば、良い意味の象意が出てきますし、合っていなければ良くない意味の象意が出てきてしまいますので、よくよく気をつけなくてはいけない要点です。
ここの気は、山も川も良い気の所ですから、是非一度は足を運んで、気を受けてきて欲しい場所です。
何回か書きましたが、こういう山や川に行く時には、良い気を戴くと言う謙虚な気持ちで礼節を持って足を運んでください。

004
今回ご紹介する所は、場所がわかり難いので場所の説明からしたいと思います。
小田橋通りの2車線を市内より南に進み、会津ドームのすぐ手前の信号を左(東)に曲がります。
細い道路ですが、そこを進むと旧青木街道にぶつかりT字路となりますので、そこを右に曲がり、曲がるとすぐまた左に曲がります。
そこから、山の方へ200mほど進むと、左側に「郷社八幡神社」があります。
そこが今回のご紹介する場所です。ここは、写真の「木(もく)」の山より、龍脈がくねりながら下がってきて、一休みしている場所なので、
とても「気」がやわらかく、とても気の澄んだ場所です。近くに会津ドームの公園もありますので、これからの季節の散歩コースには最適だと思います。
ここの神社の由来は、神社前に説明の書いてある看板が御座いますのでそちらにゆだねるとして、ここの龍脈の特徴をご紹介したいと思います。
「木」の山から流れてくる龍脈の気は、時に激しいものもありますが、普段はとてもやさしい柔らかい気を発する脈です。そして神社の向きと合わせますと
右弼(うひつ)龍と言う、「水系」に属する龍となっており、これもまた、普段は優しい気を発する龍です。
そして、「木」の山から流れてくる龍脈が、右弼龍となる時、目上からの援助と言う意味が出てきます。また、技芸の向上と言う意味もありますので、何かの技術の向上を目指す方や、上司に恵まれたい方には、とても最適な気が流れている事となります。
しかし、「木の気」を含んだ龍脈は、いったん怒るととても激しい龍に変化するのも特徴です。これは、自然と触れ合う時には当たり前ですが、山や神社に感謝の気持ちを以って接することが大切です。また、目上の方と接する様に礼を重んじて接することにより、右弼龍の気を素直に受けることが出来ると思います。
この、祖山(龍を発している山)が「木」で、神社の気と合わさって、「右弼龍」となる気の旺盛な神社は、消化器系の疾患などに霊験が御座いますので、消化器系の弱い方等、散歩に行ったついでに、ご参拝してみては、いかがでしょうか。また、神社の鳥居をくぐってすぐに両脇に過ぎの御神木が御座いますので、その御神木に手を当てて気を頂くのも良いと思います。
ぜひ会津ドームの公園と含めて一度訪れてみて下さい。やさしく、柔らかい気を感じることが出来ると思います。



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