身生天地後 心在天地前
天地自我出 自余何足言
身は天地の後に生まれども
心は天地の前に在り
天地 我より出ず 自余 何ぞ言うに足らん.
玄空學風水研究所では、玄空大卦・玄空飛星法、量山輔弼課九星水法・輔星水法・六壬水法・輔弼龍法・六十四卦龍法・門路八宅法・生旺法・玄空地磁学・天機派風水、七星四餘、星度派風水などの他、さまざまな方法を実践を通じ研究し、古典に学びながらも固執する事なく、現代風水に活かせる様に一つ一つ検証を重ねています。
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風水の起源については諸説あるし、それぞれが正しいのだと思うが、風水を自然と人間の共生と考え、また、天を含めた自然からの霊力を使わせていただいている以上、私はまだ人々が洞窟で暮らし、狩りや自然の恵みのみで、稲作も行っていない時まで遡ると考えている。その時代を想像してほしい、雨や風、寒さや暑さは、命と直結していたに違いない。また、眠る事自体、いつ動物から襲われるかと大変だったろうし、食べる事も生命に直結していた。それらから身を守りることが、生きる為に必要であった。狩りがうまくいけば、食べる事ができ命をつなぐ事が出来た、狩りがうまく行かない時は、死を身近に感じたに違いない、旧石器時代は200万年から1万年前と言われている。この遠大な期間に培われた命への危機感は、現代人にも引き継がれていると思う。だから、死を生に繋ぐ陰宅を重要視して、陽宅では、食事を司る、かまどや台所、寝る所を司る寝室、昔であれば敵が侵入してくる出入り口、現在では玄関が風水では最重要視していると私は考えている。時代環境が変わっても、どのようにしたら安心して生きられるかと言う基本的渇望に変わりはない。ただ、方法が変わっただけである。現在は肉体的時代から精神的時代に変わってきている。その中で、どのようにしたら安心して生きていけるかを風水はいつの時代も教えてくれているような気がするのである。